ゴリラでも、動物福祉評価グリッドを用いた評価研究
JZAR
(60秒でいうと)
・動物園で飼育されているゴリラの動物福祉評価として、動物福祉評価グリッドを用いて行われた研究結果が、科学誌「Journal of zoo and aquarium resarch」に掲載された
・本研究は、動物福祉評価グリッドを用いて、動物園で飼育されている8頭のニシローランドゴリラが対象となった
・動物福祉の評価は、身体的、精神的、環境、処置の4パラメーターに分けられ、22項目、10段階評価で行われた
・結果として、ゴリラにおける個々またはグループの適切な福祉の指標が得られ、潜在的な福祉の課題を特定できることを示した
・福祉状態は長期的には比較的安定しているようにみとめられ、毎日の福祉評価を行う必要がないことを示した
・飼育員による評価は、以前の研究で研究者によって行われた評価と比較して、福祉のより僅かな変化を捉えた
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