脳を持たない生物の睡眠とは、ヒドラの睡眠様状態が解明される
Science Advances
(30秒でいうと)
・九州大学と蔚山科学技術大学(韓国)など
の共同研究チームは、ヒドラの睡眠様状態について科学誌に発表した
・脳のない神経系を所有する刺胞動物のヒドラについて、睡眠様状態の研究を行った
・ヒドラは昼行性の行動周期をもち、夜間の20分以上の静止状態においては光などへの反応性が遅延することから、この静止状態が、ヒドラの睡眠に相当する可能性が示唆された
・夜間に睡眠を振動の刺激で妨害すると、翌朝に睡眠時間が増加したという(rebound sleep )
・GABAの投与によって、1日の睡眠時間が顕著に増加した
・PRKG1遺伝子は睡眠調節の遺伝子の1つである可能性が示唆された
・睡眠不足により、細胞増殖が抑制される可能性が示唆された
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