オキシトシン噴霧でライオンの社会的行動に変化が
iScience
(30秒でいうと)
・科学誌「iScience」に、「Oxytocin promotes social proximity and decreases vigilance in groups of African lions」というタイトルで、オキシトシン噴霧によるライオンの社会的な行動への影響を研究した結果が発表された
・対照実験として生理食塩水を噴霧したものやベースラインと比較し、オキシトシンの噴霧は、遊び行動中においてライオン同士の距離感を縮めたが、一方で、摂餌中の距離感には影響がなかったという
・オキシトシン噴霧によって、咆哮に対する警戒行動などを減少させたという
・これらの研究結果は社会システムの解明だけでなく、保全活動へ応用される可能性をもつという
※当論文掲載サイト↓
(下記URLでは当論文が全文無料閲覧可能)
https://www.cell.com/iscience/fulltext/S2589-0042(22)00319-4
当研究を紹介したニュース記事サイト(France24)↓
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