ホッキョクグマの毛から体内の状態を把握する研究
PubMed
(60秒でいうと)
・科学誌「General and Comparative Endocrinology」に、動物園のホッキョクグマの毛中ホルモン測定法を検証した研究結果が掲載された
・研究に用いられたホッキョクグマの毛は、ヨーロッパの12園の動物園で飼育されている9頭のオスと4頭のメスのサンプルが対象となった
・ホッキョクグマの毛中のコルチゾールレベルは、使用する測定法(EIA、CLIA、またはLC-MS / MS)に大きく影響され、ホッキョクグマの毛の成長は、個体や季節によって影響を受けるが、shave-reshave法を用いると、剃毛後の発毛サンプルを収集できるため、測定結果の解釈に有用であった
・年齢、性別、繁殖期、採取する部位、季節が毛中ステロイドホルモン濃度(コルチゾール、テストステロン、プロゲステロン)に影響を与える可能性が示唆された
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