漁業における動物福祉について、新たな論文発表

Science Advances
(60秒でいうと)
・「Animal welfare risks of global aquaculture」というタイトルで、アメリカの大学の研究者が、養殖漁業における動物福祉について論文を発表した
・複数の情報源からのデータを統合し、養殖されている水生動物の分類学的多様性、毎年殺されている個体数、および種固有の動物福祉の情報(その欠如はリスクを示す)を推定した内容になっている
・専門的な福祉の情報は84種で利用可能な状態であったが、これは全構成の30%にすぎず、残りの70%は、福祉に関する報告がないか、種自体が不明であった
・養殖漁業の成長が、福祉の情報を上回っているため、高生産で十分に研究されていない種の福祉を保護し、動物福祉のリスクを最小限に抑える政策を策定するための早急な取り組みが必要としている

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2020年、グローバルな時代に、日本の動物園・水族館は多くの変化を求められています。キーワードとなるのは「動物福祉」。動物園・水族館をとりまく動物福祉について、少しでも考える時間を共有できれば幸いです。