動物園ゾウの動物福祉改善についての知見、科学誌で発表

animals
(50秒でいうと)
・ロンドン動物学会(ZSL)Whipsnade動物園によって、動物園で飼育されているアジアゾウの動物福祉改善についての科学的な知見が掲載された
・今回得られたゾウのデータと、2008年に発表されていたデータを比較して、検討している
・対象となった8頭のアジアゾウで、行動データは、夏と冬、昼と夜に区分されている
・1日当たりの摂食行動時間率については、2008年では45%であったものが、成獣については70~80%に達した
・1日当たりの常同行動時間率については、2008年にのものに比べ、有意に低下した
・社会的行動から、ソシオグラム(個体間の関係の構造を図表化したもの)も作成し、個体ごとの社会的関係を考察している

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